ゲーム中毒になり、どんな影響を受けたかをまとめてみたら、ひどかった。
目次
今回の記事投稿に当たって
今回の記事は、ゲームそのものを否定するものではなく、ゲーム中毒になりどんな影響があったのかを述べたものであるということを、御幣のないようあらかじめ抑えていただきたいと思います。
この記事で述べた内容についてはまたいずれ深堀していきたいと思うので今回の記事はアウトライン的な立ち位置になります。
ゲーム漬けの日々
私がゲーム機に触れ始めたのは幼稚園に通っていたあたりからです。
両親がゲーム好きで、カセットが自宅に大量にありました。
父親はスーパーロボット大戦シリーズが好きで、休日はリビングのソファーを陣取ってよくプレイしていました。
母はかなりのポケモン通で、今でも新しいシリーズが出るともれなく予約するほどです。
その影響か、私もゲーム好きになり、幼いころからニンテンドー64とかPS2のソフトで遊んでいました。
そして、小学生になってポケモンのルビー、サファイア世代としてデビューし、毎日のようにプレイしていました。
学校の宿題を終わらせたら、気が済むまでゲーム機に触り、夕飯ができるまでひたすらゲームに夢中になっていました。
母親からはよく「家事、手伝ってほしいんだけど」と注意され、手伝ったりしましたが、親が留守の時は、鬼の居ぬ間に洗濯のごとく、親が帰って来るまでひたすらゲームに没頭していました。
実際に体感したゲーム中毒の症状
毎日のようにゲームをして、ゲーム漬けの日々を送れば、当然生活への支障は避けられないわけです。
以下は、私が体感したゲーム中毒だったであろう時期を思い出して、どんな状態だったかを簡単に記したものです。
勉強が苦手になった
勉強よりもゲームのほうが習慣になり、勉強時間=ゲームできない時間という認識から、勉強に対して苦手意識が芽生えた
成績が落ちた
ゲーム漬けでほとんど勉強しなくなり、成績がガタ落ちした。
人間関係に失敗した
外出の機会が少なくなり、コミュニティへの参加機会が失われた。
ゲームキャラみたいに都合のいいことを言ってくれないことに腹を立て、人間関係を悪くした。
ゲームオタクと化した
ゲームオタクとしか関わらなくなり、人脈が広がりにくくなった。
パソコンでできるフリーゲームをひたすらプレイし、時間を無駄にした
世間知らずになった
テレビゲームをしているときはテレビ番組は見れないため、タイムリーな情報を手に入れにくくなった。
ゲームできなくてイライラするようになった
禁断症状のような症状が出て、一刻も早く帰ってゲームしたいと思うようになった。
ゲームの内容によって性格が矯正された
ファンタジー・フィクションの世界が脳内で根付き、非現実的な想像ばかりする思考パターンになった。
暴力的なゲームでエキサイトしないと気が済まなくなった。
タラレバ妄想の癖がついた
もしもこんな特殊能力があったら、というような不毛な妄想が習慣になってしまった。
恋愛ゲームみたいな、あり得ないシチュエーションを期待してしまうようになった。
うまくいかない現実を受け入れられなくなった
ゲームではレベル調整すればいくらでも勝ち続けられるため、負けること、うまくいかないことに対する耐性が弱くなったと考えられる。
しくじりを繰り返さないために
こうやって書き連ねてみると、改めて結構な影響があったのだなと反省するばかりです。
私の場合、ゲームのし過ぎがもたらした影響を挙げると、ここでは収まりきらないほど出てきます。
正直な話、高校・大学受験で勉強しなければと意気込んでいた時期でさえ、勉強時間よりゲームの時間のほうが多かったと思います。
ゲーム中毒だったときはもはや無意識でプレイできるほどだったので、ある意味、思考停止状態とも取れます。
しかも恐ろしいのは、ゲーム中毒は他の中毒よりも、自分が中毒であることに気が付きにくいところです。
「やめたくてもやめられない」
ではなく、
「やるのが普通」
の状態に陥ってしまうと、将来的に絶対しんどい未来しかやってこなくなるということを痛感した青年期だったなと感じます。
これからは、できるだけゲームから離れ、自己研鑽を積み上げられる人間を目指したいです。