大学生の立場で「学生のやる気スイッチ」の押し方を考えてみた
目次
高校生と大学生のモチベーションの違い
小学生から始まり、高校生まで私たちは、
毎日朝8:30くらいまでに学校に行き
→1時間目から大体5,6時間目まで授業を受け
→部活動をやって
→疲れた体で家に帰る
といった生活をしていたと思います。
でも、「ずる休みたい」と毎日思うことは少なかったのではないでしょうか?
進学する人は受験勉強をしたりと、この時期に一番モチベーションが高かった人は多いかと思います。
ですがそれが大学生になったらなぜか途端に変化し
「大学行くの面倒くさい」
とつぶやく人が続出します。
私の通う大学でもよく起こりますw
おそらくは
- 大学生になり、かなり増えた自由な時間を謳歌したい
- 単位は落としても次年度に取り直すからOK
- 高校までは必要だった欠席届を出さなくてOK
- 出席カードは友達に書いてもらうからOK
- 休んだところは友達に教えてもらうからOK
などの取り返しの効く感覚が新たに働くことが原因なのかなと感じます。
「やる気スイッチOFF」な大学生たち(自分も含むw)
どういった判断も個々人の自由ですし、私自身も人のことを言えるほど真面目でもないので、表立って「大学だるい勢」を批判はしません。
現に私も行かなさ過ぎて落とした単位もいくつかあり、惰性で受けた講義も数知れないところがありました。
ただ、私の所属するゼミの先生はよく、だるい勢の人たちに
「来たくなかったら、大学辞めて就職したほうが有意義なんじゃないですかね」
と授業で言ってたりするんですがw
的を射ているとは思いますが、さすがにせっかく入った大学を辞めるのは、もったいないので何とも言えないところです。
「やる気スイッチON」への発想に巡り合えたきっかけ
逆に大学生として勉強もサークルも頑張っていますという友人も多く、その人たちからはいい影響を受けることができています。
中でも知り合いの意見でなるほどなと思うのが、
「大学とは言わず、高等教育と表現することで大学の講義の重みが増す」
というものです。
これは今まで思いつかなかった視点で、これを聞いたときとても感心して聞いていました。
私の考えとしてはおそらく、
「ありふれた表現だと聞き慣れすぎて、意識からすぐに外れてしまう」
ということなんだと思います。
なので、意識に定着する表現への変換が必要になるのだと思います。
モチベーションを上げる表現は人それぞれだと思いますが、個人的には
- 特別な環境にいるという感覚が持てる
- やり直し不可という危機感が持てる
- ライバルとの競争を引き合いに出せる
といったような単語を入れるとがいいのではないかなと感じました。
ついこの前、一次試験が終わった公務員試験で例えると
「公務員試験」
と書くと、公務員になるための勉強という意味だけにとどまってしまいます。
しかし、これを言い換えて、
「OO職員候補者採用試験」
と表現すると、候補者=ライバルがいるという意識が芽生えます。
また、OOのところには県名とか市役所名などが入るので、その地域の発展に直に携わる、特別な環境という意識も芽生えると思います。
当然勉強しなければ試験を突破できないわけですから、取り返しの利かない毎日を勉強に打ち込むための危機感も持てますね。
このような表現の転換によって、新しいモチベーションを生み出すことができたら、より継続力のある人間になれるような気がします。
これを継続して、良い習慣を継続できる人間へ成長したいですね。